岐阜市の模型店ビッグマンのコンテストに出していた継衛改二の回収に行ってきました。
結果としては入賞は逃しましたが今後の精進の糧としたいです。
そして回収班は宇宙(そら)を目指したのだった、、、
ビッグマンの近くのかかみがはら航空宇宙博物館に寄り道しました。
正面に写ってるのはYS11、零戦の設計をした堀越二郎の作った旅客機ですね。
こちらの写真は自衛隊の飛行艇US1の翼の根本、水陸両用の羽根の付いた船、雨水や海水の跡が色濃く残っています。
プラモデルのウェザリングだと風の流れをイメージして付けますが、この写真の様に機体の形状に沿って流れる、飛んでる時間よりも止まっている時間の方が絶対に長いので、この流れがリアルなんだなと思いました。
US1の動力はプロペラ、本体には赤のマークでプロペラと書いてあります。
危険だから近づくなということでしょう、マーキングには意味が有るので実物を見ると色んな発見が有りますね。
本体側面にある引き込み足、巨大な飛行艇を側面に付属した足で支えるのでかなり複雑な構造をしてますね、
人類が最初に手にした鉄の道具は隕石を加工して作っていたそうです、考えてみればそうですね、砂鉄や鉄を含んだ岩石から鉄を作るよりも鉄の塊が降ってきた隕石の方が最初から鉄の塊なので加工してやろうという気持ちになれたのでしょうね、鉄隕石にはニッケルが多く含まれるので鉄とニッケルの層ができてダマスカス鋼の様な美しい模様ができるそうです、ダマスカス鋼は古代インドで作られていたオーパーツ金属で屈強な奴隷を鉄に溶かして作ったそうで、現代でも再現は不可能、試行錯誤の最中にできたのがステンレス鋼になりました。
ダマスカス鋼にも模様がついており、模様を似せたレプリカのナイフなども売られています。
こういう模様を模型にも再現出来たら面白そうですね。