Vispoさん原形のバイクアスカを作製しました。
1/6スケールのビッグサイズです。
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キット本体にはベースが入っていなかったのでタミヤのプラボードを使用して自作、B4サイズの角を落としゼブララインを描いてそれっぽくしました、キットのサイズが大きので内部は放射状にプラ板を貼って強度UPをしています、バイクの下の円盤とブーツの下のパーツはキットの付属品として活かしています。
ガレージキットには大抵ベースは付属していませんので、自作やアクリルベース、木材加工など作家の個性が光る部分と思っています、私としてはプラ板加工の技の研鑽、瞬間接着剤の使用期限内での使い切り等の理由で自作を行ております。展示会で持ち上げて軽く振っても大丈夫だよ~んってやると驚かれますね(笑)
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方についているASKA、02の黄色い部品は別パーツのコダワリ仕様でしたので、ホイホイとスナップフィット化してイエローをパキッと発色させました、茶色の個所とパンツのAは母材と一体でしたのでパスキングで処理しています。
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ブーツはブラック立ち上げのダークグレーで描き込み、ブラックでオーバーコートして、パーツの形状が際立つように、分かるように化粧しました、ストッキングの部分は太ももと一体なのでアイボリー立ち上げ、肌の描き込み、マスキングをしてグレーとブラックでの書き込み後、顔料系塗料よりも粒子の比較的大きいブラックパールで布材で有ることを表現してみました。
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ネルフマークはキット付属の大判水転写デカールを使用、デカールの材質はビニールでありマークソフターと呼ばれる軟化剤にはビニールを溶かすテトラヒドロフランが成分として入っていますので、こちらを使用して溶着しています、カットした台紙から水に漬けて剥がしたらノリの成分をしっかりとふやかし洗い流してから塗膜の上にセットし水分を筆でぬぐってマークソフターをパーツとデカールの間に筆で毛細管現象を利用して浸透させ10~20分くらいで半乾きの状態になったら筆と綿棒を使って水分を除去してパーツにフィット&溶着をしています、その上にクリヤー塗装&段差除去を行って一体化をしました。
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バーエンドは赤の補色の緑をアクセントとして配色。
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ホイールとタイヤは一体のパーツだったのでタイヤを先に塗ってからホイールを塗りました。
エンジンやフレームが渋い色なので、ホイールのオレンジでマシン全体の雰囲気が軽くなったと思います。
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フロントタイヤの奥にギラリと見えるラジエーターはブラック立ち上げの銀化粧を行っています。
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カウルの中にエキゾーストパイプがチラリと見えてます、キャンディ塗装はシルバーを使っているので奥まった部分でも光が当たると反射して際立って見えて良いですね。
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バイク全体のレッドはアズキっぽいダークな色から薄アズキ色で描きこみを行い、レッドでオーバーコートしています。
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シルバーのフレーム部分はグレーの下地塗装の上に細かいシルバー、大きいシルバー、鏡面シルバーでアルミっぽく仕上げてみました、下地を作り、輝度を上げ、テクスチャーを整えることで金属の色っぽさが出たと思います。
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パンツのデニムはダークパープル立ち上げで青~白までを描きこみました、角度によっては赤っぽく見えるのは下地の影響ですね。
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シートの下にアブソーバーのスプリングがチラ見えしています、ワンポイントでイエローがしっかり発色していると映えますね、こちらはメタルスプリングがキットについてましたのでアイボリー立ち上げでイエローを発色せています、イエローはとても弱い色ですので黒味と青味があると途端に茶色方向になりますので白、マゼンタ、イエローのみで仕事をする事が重要と考えています。
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タイヤを見ると気泡処理を思い出しますね。
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それでは失礼いたします。