メイキング

ヴェムハイデルン作製記

 先週公開を致しました、1/1000地球防衛軍艦隊シリーズ No.2

ガミラス型アンドロメダ ランダルミーデ級2番艦 AAA-010 ヴェム・ハイデルン

 んどぱら屋初代組から発売された宇宙戦艦ヤマトのアニメシリーズに登場する宇宙船感のレジンキットの作製記です。

 まずは各パーツが揃っているかの確認から始めることになります、ワンフェスなどのガレージキットイベントで販売されている個人生産のキットはパーツの入れ忘れなどがたまに有りますので、1週間くらいの間にしっかりと点呼することが大切となります。

 お〜い居ないヤツはいないな〜よし!いつもならここで押し入れに保管して熟成の工程に入るのですが今回はスキップして作製を開始しました。

 以上がレジン複製のパーツの全貌となります。んどぱら屋のキットはバトルタイガーに続き2個目になるのですが、今回のキットは3Dプリントした原型のパーツを加工してレジン複製しているそうです、プラバンで原型を作られたバトルタイガーが念頭に合ったので、今回は蓋を開けたときにパーツの内側のうねった様な形状には少しビックリしましたね。

 砲塔は真鍮製2種類と3D出力の1種類、そして艦橋が3D出力品でした、今回のキットは第3版とのことで以前の版では艦首が複数のパーツに分かれていたそうです。

 3D出力パーツはフレームに丁寧に囲われて、繊細なトゲトゲディティールが保存されています、3D出力品の製法上サポートと呼ばれる保持部品が沢山付くので、それの除去を丁寧に行わないと、ボツボツが沢山残る事になりますので注意をしないといけませんね。

 組み合わせてみるとピッタリと嵌合できないパーツが何箇所か出てきます、根気強くどの様な加工をすれば綺麗に組み立てられるかを模索していきます。

 ときに大胆に切り落とし、削り落とし、切り分け加工をする勇気が必要となるシチュエーションが散見されました、大物ガレージキットとなると、大きいパーツは収縮率が高く、更にパーツ数が多いと一つのパーツの歪みが2つ3つと蓄積され大きな歪みになりますので、しっかりとどの様にすればよいのかを対話をしていきます。

 原型を作製した人物は、このキットを手にした人にどの様に組み立てて欲しかったのでしょうか?ここはこだわってるな、ここは少し時間が無かったのかなというポイントがプラモデル以上にはっきり分かる所がガレージキットの魅力の一つですね。

 パーツを合わせていくと隙間が空くことが有りますので調整をしていきます、右側の艦底の部品は嵌合部より一回り大きかったので、組付けで隠れる部分にカットを入れて調整しました。

 船体がツルッと組み上がりました、一旦くびれてから膨らんでいくボディーラインの曲面に光が艶っぽく照り返しますね。

 パーツが大きく重量がある場合、水平のスナップフィットだけでは保持が不十分で展示中に質量に負けて抜けてしまいます、重量のあるキットをあまり触っていないと出くわさない状況ですが、暗闇の荒野に一筋の光を探し出すことこそがモデラーの喜びですのでひとしきり考え抜きまして、両パーツにプラバンを接着し、プラ棒をカンヌキとして固定する技法を施しました、この技法ならば質量に負けて抜け落ちてしまう心配もなく安定して展示ができ、抜くときに工具が必要というデメリットくらいで、分割して梱包・輸送も可能です。

 カンヌキ型の嵌合のイメージ図です、瞬間接着剤のアロンアルファ耐衝撃でしっかりとプラバンとレジンパーツをくっつけました。

 パーツの隙間にプラバンを詰め込んで隙間調整をしています。

 小さい翼が斜めに生えているのでなかなかレジン複製しにくい形状と思われまして、曲がったり折れたりしていました。

 プラバンを必要な枚数四角く切り出して、角を瞬間接着剤で固定し不要なところを削り取り、同じ形状の小翼を量産しました、長く出ている長方形は持ち手として残しており塗装後、切り落として使用します、右の写真は塗装前に取り付け確認をしていますが、実際は塗装後に取り付けて、シンナーで塗膜を溶かして塗膜溶接で固定しています。

 キットをパーツの形状に従って組み立てていくと、前方から確認して左に傾いている事が発覚しました、レジンの伸縮はポリスチレン樹脂と異なり、かなり大きいので大きなキットになるほど歪みが出てくるということでしょうね、各パーツを少しづつ調整して真っ直ぐに見えるようにしました。

 松本零士メカの記号として散見されるバリカンパーツ、本体にフィットするようにABS板を使用しピタリになるように調整しました、先端がとんがっており曲がりや折れの危険性があるところは靭やかな強度のあるABSが良い仕事をしてくれますね。

 砲塔以外のパーツが付きましたね、いやいや感無量です、ベースはプラバンで拵えました、もともとの箱と互換性のある形状にして、バラしてキチッと詰め込むことができます。

 パーツは全体的にタガネやキサゲを使ってキリッとさせています。

 一通り組み立て上がり、色見本を作成して色を塗って完成となります。

 完成した姿は、下記のリンクよりお確かめください。

 それではまた来週土曜日の投稿にご期待ください。

ヴェム・ハイデルンをつくりました。 1/1000地球防衛軍艦隊シリーズ No.2 ガミラス型アンドロメダ ランダルミーデ級2番艦 AAA-010 ヴェム・ハイデルン...

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