桐咲もでら氏原型のフリーナのレジンキットの作製を行いました。

レジン、クリアレジン、グレーの3Dプリント、クリアーの3Dプリントのマルチマテリアルキット、3Dプリントの部品は初めてでしたが背面の水滴型のクリアパーツが積層跡に沿って砕けましたが無理くり補修したりしてみました。

瞳は付属デカールを使用、クリヤー塗料で埋め込んで段差を消しています。
白目を含めたデカールだと馴染ませにくいですが、黒目だけだと位置の調整もやりやすくて馴染ませやすいですね、輪郭を少し描き足してます。


髪の毛は水っぽいイメージを出すために泡ぶくをマスキングで描いてみました。
大きい丸と小さい丸を何パターン化切り出して重ねたり離したりしてそれっぽくしてみました。
丸を切り出す為に↓のサークルカッターを使いました。
ポンチやコンパスで切る方法も有りますが、一通り試してコチラが一番使いやすかったです。
ベアリングが回転する様な構造になっていて、針の先についた刃を移動させて丸のサイズを変更できます、刃はバネで切る面に押し付ける方式なので、刃を研ぐことも出来ると思います。
↓DSPIAE MT-EC エントリーコンパスカッター

緑の台座はキットに付属しないプラバンで作成したオリジナル台座、緑色に塗装をして金(35ミクロンくらいの大きいやつ)を泳がせて高級感を出しています、クリヤーの水の部品はキットに付属のクリアレジン製で顔料系の青で塗装することでちょっと泡立った深みのある水の色を出してみました。
↓台座の材はエバーグリーンのプラバン、比較的柔らかく加工しやすい、何より傷の処理が楽。

スーツのラペルのグリーンが決まって良かった、色分けのところは基本的にスジボリをして墨入れでパキッと色分けをしています。

リボンの部分等で赤に見えるところは偏光レッドパール(イリオジン7215ウルトラレッド)でお化粧しています、艶っぽくすると高級感が出てよいですよね。

足の裏の金はエナメル塗料による流し込み、いわゆる墨入れの要領で行っています。
私は自分で洋金粉を仕入れて使用していて、展示会などで小分け物販していたりします。
使い方はエナメルクリヤーに混ぜて、エナメルシンナーで割って流し込み、ラッカークリヤーで保護しています。
↓小分けで必要な方はOwletの粉をおススメします。
↓タミヤエナメルクリヤー



それではまた次の記事でお会いしましょう。